思考のスイッチ ~考えるきっかけを作る~

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"サンライズ出雲に乗りたい"って言ってみた

今週のお題「初任給」

4月、新社会人になってドキドキの毎日。気づけば一か月が過ぎて、ついに初任給!あの給料を手にした時のワクワク感、覚えてますか?私はすごくドキドキしました!

初任給で自分にゲーム?…と思ったら、母に怒られて家族にプレゼントした話

初任給って、ただのお給料じゃないですよね。何か特別な感じがします。

正直に言うと、最初は「やったー!自分のお金だ!」って超テンション上がってたんです。「あのゲーム買おう!」「あの服欲しいな!」って、頭の中はもう自分への買い物リストでいっぱいでした(笑)

そしたらお母さんに「お父さんに何かプレゼントしなさい!初任給は家族に感謝するものでしょ!」って、マジで怒られちゃったんです。「え〜っ...」ってなりましたけど、考えてみれば確かに...。

結局、父親にネクタイ、おばあちゃんに座椅子を買うことにしました。渋々だったんですけど、でも父は「おっ、いいじゃないか」って言って、次の日からさっそく使ってくれたんです。おばあちゃんも毎日その座椅子でテレビを見てて、「孫がくれたんだ」って近所の人に話してたみたいです。

それを見てたら、なんだかちょっと嬉しくなっちゃって。母には「ありがとう!」って、焼肉をおごったんです。母は「こんな日が来るなんて」って少し涙ぐんでましたよ。おばあちゃんは、お返しに子供の頃から大好きだった手作り団子を作ってくれました。「おめでとう」って。あの味は今でも忘れられないなあ。

結局、怒られたおかげで、今思い出しても心があったかくなる思い出ができました。みなさんも似たような思い出ありますか?

今度は子どもが社会人に!?

あれから何年も経って、今は自分に子どもがいます。「いつか初任給もらったら、何買ってくれるかな?」なんて考えちゃいます。親になるとこういう妄想も楽しいんですよね。

最近は子どもたちに「そういえば、サンライズ出雲っていう夜行列車があってね、いつか乗ってみたいんだよね〜」ってチラッと言ってるんです(笑)。日本海の夜明け、ずっと見たかったんです!こういう会話も、きっと将来の思い出になるんですよね。

プレゼントは何でもいいんです。ただ、こうやって"気にかけてくれること"が、いちばんうれしいのかもしれません。子どもって親のことをよく見てるんですよね。気づかないうちに、親の「好き」って伝わってるんだなぁって思います。

初任給でつながる家族の輪

初任給で家族に何か買うって、日本のいい習慣だと思いません?感謝の気持ちをカタチにできますもんね。

親が子どもにしてあげたことを、今度は子どもが、親にお返しをする。そしてその子にも、また子どもができて── やさしい輪が、少しずつ広がっていくんですね。なんだかあったかいですよね!

初任給って、額よりも気持ちが大きいお金ですよね。「ありがとう」の気持ちは、お金の額よりずっと大事ですよね。

もしかしたら10年後、サンライズ出雲に乗る日の朝、子どもに「行ってらっしゃい」って見送られてるかもしれませんね。初任給って不思議だなぁ。「お金」より「気持ち」でつながる、小さな輪が広がっていく気がします。


みなさんは初任給で何買いました?誰かにプレゼントしました?それとも自分にご褒美? あなたの初任給エピソード、コメント欄で教えてくださいね!楽しみにしてます!