「Excel作業、もっと効率的にできないかな…」「毎日使うツールなのに時間がかかりすぎる…」
そんな悩みを抱えていませんか?実は、適切なExcelショートカットを使うだけで、作業時間を最大60%削減できるんです!
私がSEとして10年以上の現場で実際に使い続けている、本当に役立つExcelショートカットを厳選してご紹介します。これを読めば、あなたのExcel作業が今日から変わります!
私自身、最初はマウスでポチポチ操作していました。ショートカットを覚えてからは月に約8時間も時間を節約できるようになりました!同じ結果を出すなら早い方がいいですよね!
- なぜExcelショートカットが重要なの?
- 作業効率がグンと上がる!基本ショートカット
- 移動が速すぎてビビる!ナビゲーション系
- 数式・分析に強くなる!プロ向けショートカット
- 現場で使える実践的なショートカット集
- パソコン操作をもっと身につけたい方へ
- こんな時どうする?トラブルシューティング
- 実際の作業での"合わせ技"も紹介!
- まとめ|ショートカットで「時間」と「思考の余白」を生み出そう
- Excel時短早見表🔖
なぜExcelショートカットが重要なの?
結論から言うと、Excelショートカットを使うことで、日々の作業効率が劇的に向上し、月に数時間から十数時間の時間を節約できます。
マウスで操作すると、「メニューを探す→クリック→サブメニューを選ぶ→また別の場所をクリック…」という無駄な動きが発生します。でも、ショートカットキーなら一瞬で同じ操作が完了!
ショートカットを覚えるコツは、一度に全部覚えようとしないこと。毎日1つずつ試すだけでも、1ヶ月後には仕事の速さが変わっています!
作業効率がグンと上がる!基本ショートカット
①Ctrl + 1:セルの書式設定
📌 使う場面
数値をカンマ付きにしたいとき、日付の形式を変えたいとき。特に経理資料作成時に。
⚡ ここが時短!
右クリック→書式設定より圧倒的に速い。数字が多い表を整える時に必須級。
💡 実用例
経理資料作成時は、このショートカットだけで数十分の時短に。部門予算表も短時間で完成させられます!
②F4:直前の操作を繰り返す
📌 使う場面
同じ操作(書式変更、塗りつぶしなど)を繰り返すとき。月次レポートの複数箇所に同じ書式を適用する場面で。
⚡ ここが時短!
「ここも同じ色に」というとき、色を選び直す必要なし。F4を押すだけ。意外と知られていないけど効率が段違い。
💡 実用例
会議資料作成時、重要な数字だけを黄色でハイライトする作業が驚くほど速くなります。
③Ctrl + D:上のセルをコピー
📌 使う場面
同じ値や数式を下方向に続けて入れたいとき。月別データの入力や売上表の作成時に大活躍。
⚡ ここが時短!
コピペより断然速い。複数セル選択してCtrl+Dで、上のセルの内容が一気にコピーされる。
💡 実用例
顧客データベース作成では、このショートカットを活用することで入力時間を半分以下に短縮できます!
移動が速すぎてビビる!ナビゲーション系
①Ctrl + 矢印キー:データの端まで一瞬移動
📌 使う場面
大量データの最後まで一気に移動したいとき。1万行の売上データの最終行へのジャンプに。
⚡ ここが時短!
スクロールとは比較にならない速さでデータの端まで瞬時にジャンプ。大きなデータを扱うときの救世主。
💡 実用例
大量の顧客データを分析するとき、このテクニックを使えば一瞬で目的の場所に移動でき、周囲から「どうやったの?」と驚かれるほどの効率アップに。
②Ctrl + PageUp / PageDown:シート間の移動
📌 使う場面
複数シートを行き来しながら作業するとき。「売上」「経費」「利益」など複数タブがあるファイルで。
⚡ ここが時短!
シートのタブをクリックする必要なし。左手だけで操作できるので、右手はキーボードに置いたまま効率的に。
💡 実用例
四半期決算資料作成時など、10個以上のシートを行き来する必要がある場合でも、このショートカットでスムーズに作業できます。
③Ctrl + Tab:ブック間の切り替え
📌 使う場面
複数のExcelファイルを同時に開いているとき。「今月の売上.xlsx」と「前月比較.xlsx」を行き来する作業に。
⚡ ここが時短!
Excel専用の切り替えなので、Alt+Tabより効率的。複数ファイル間のデータ転記が格段に速くなる。
💡 実用例
プロジェクト進捗資料作成では、複数ファイルを行き来する必要がありますが、このショートカットで作業時間を大幅短縮できます。
数式・分析に強くなる!プロ向けショートカット
①F2:セルを編集モードに
📌 使う場面
セル内容を編集したいとき、特に数式を確認・修正したいとき。複雑な集計表の数式チェックに。
⚡ ここが時短!
ダブルクリックより素早く編集開始。カーソルもセル内に配置されるので、すぐに編集が始められる。
💡 実用例
部門の予算計算シートで誤りを見つけたとき、F2で素早く数式を確認して修正できます。数式を扱う人には必須のテクニックです。
②F4:絶対参照の切り替え($記号)
📌 使う場面
数式コピー時に参照を固定したいとき。税率や為替レートなど、コピーしても変わってほしくない参照の設定に。
⚡ ここが時短!
$A$1→$A1→A$1→A1とサイクルする。手で$を打ち込むより何倍も速い。
💡 実用例
売上予測シートでこの技を使い、基準となる成長率セルを絶対参照にすれば、数式をコピーしても常に同じセルを参照します。
③Ctrl + [ / ]:参照元・先をたどる
📌 使う場面
「このセルは何を参照してる?」という確認時。決算資料のエラーチェックや他人作成ファイルの理解に。
⚡ ここが時短!
数式の依存関係を瞬時に把握。複雑なシートのデバッグや他人のシート理解に最強。
💡 実用例
同僚が作成した予測シートの数字がおかしいと感じたとき、Ctrl+[ / ]で元データにジャンプして誤りを発見できます。何時間もの作業時間を節約できる技です。
④Ctrl + `(バッククォート):数式の一括表示
📌 使う場面
シート全体の数式を確認したいとき。エラーチェックやレビュー時に。複雑な財務モデルの確認に最適。
⚡ ここが時短!
一発ですべてのセルが「結果」ではなく「数式」表示に。シート全体のロジックを把握するのに最適。
💡 実用例
上司から「このシートの計算ロジックを確認して」と頼まれたとき、このショートカットを使えば30分程度で確認作業が完了します。
現場で使える実践的なショートカット集
ショートカット | 使いどころ | 効果 | 難易度 |
---|---|---|---|
Alt + = | 合計(SUM関数)を自動入力 | 集計作業が秒速に | 初級 |
Ctrl + ; | 今日の日付を入力 | 報告書やログ作成時に | 初級 |
Shift + F2 | コメントを挿入 | 情報共有・注釈に最適 | 中級 |
F12 | 名前を付けて保存 | バージョン管理に便利 | 初級 |
Ctrl + Space | 列全体を選択 | データ整形時に活躍 | 初級 |
Shift + Space | 行全体を選択 | 一括編集に最適 | 初級 |
Ctrl + Shift + "+" | 行・列の挿入 | 表の拡張がスムーズに | 中級 |
Alt + E + S → V | 値だけ貼り付け | 書式なしコピーが一発 | 上級 |
Ctrl + B | 太字に変更 | 見出しなど強調したい箇所に | 初級 |
Ctrl + I | 斜体に変更 | 注意書きなどの装飾に | 初級 |
何気なく使ってるCtrl+;(今日の日付入力)が、日報作成で毎日使うと年間数時間の節約に!
パソコン操作をもっと身につけたい方へ
ショートカットキーは業務効率を高める上で欠かせないスキルのひとつですが、「独学だと限界を感じる」という方も少なくありません。
こんな疑問や悩みを感じたなら、パソコン操作の基礎から学び直してみるのも良い選択肢です。
【ハロー!パソコン教室】でスキルアップ
ハロー!パソコン教室は、2000年の開校以来、「パソコンが苦手な方の駆け込み寺」として多くの初心者に選ばれてきたパソコンスクールです。全国185校以上の教室に加え、自宅で学べるオンライン講座も充実しているので、忙しい会社員や主婦の方でも隙間時間にスキルアップできます。
✅ 初心者に特におすすめの理由
- 初心者がつまずきやすいポイントを熟知したわかりやすいオリジナル教材
- 手頃な価格で高品質な講座を受講可能
- オンラインでも教室と同じ内容が学べる上、不明点は直接質問OK
🏆 人気の講座
- MOS対策講座:合格率97.3%を誇る大人気講座
- Python超入門講座:初歩の初歩から丁寧に解説
- AI実務能力基礎講座:ビジネスで役立つChatGPTの使い方も学べる
ショートカットキーやファイル管理など、日常的なパソコン操作がスムーズになれば、仕事の効率も大きく変わります。「もっとPCを使いこなせるようになりたい」と思ったなら、今がスタートのチャンスかもしれません。

こんな時どうする?トラブルシューティング
Q: ショートカットキーが効かない場合はどうすればいい?
A: まず、Num Lock(ナムロック)がオンになっていないか確認しましょう。また、別のアプリケーションがそのショートカットを使っている可能性もあります。Excelを再起動すると解決することも多いです。
Q: MacでExcelを使っています。Windows版と違いはありますか?
A: はい、MacではCtrlの代わりに⌘(Command)キーを使うことが多いです。例えば、コピーはCtrl+CではなくCommand+Cになります。ただし、F4などのファンクションキーは同じように使えます。
Q: 数式バーが表示されなくなりました。どうすれば元に戻せますか?
A: Alt+WVFで表示/非表示を切り替えられます。または、「表示」タブから「数式バー」にチェックを入れることでも表示できます。
先日クライアント先でショートカットが効かない問題に遭遇したときは、別の機能に割り当てられていました。カスタマイズしすぎも考えものですね(笑)
実際の作業での"合わせ技"も紹介!
✅ Ctrl + ↓ → Ctrl + Shift + ↑ → Ctrl + D
📌 使う場面
大量データの処理時。列全体に同じ値や数式を素早く適用したいとき。
⚡ ここが時短!
「データの最下部に移動→上まで範囲選択→上のセルの値をコピー」という流れをマウス操作なしで1秒で完了。
500行の顧客リストでID列を埋める作業、この合わせ技で5分以内に完了できます。手作業なら30分はかかる作業が一瞬で終わります。
✅ F2 → End → Enter
📌 使う場面
セルの末尾に文字を追加したいとき。例えば商品名の末尾に「(新)」と付け加えるとき。
⚡ ここが時短!
「セル編集→カーソルを文末へ→確定」の流れで、素早く追加編集ができる。
商品マスタ更新で、新商品40点に「(新発売)」を追加する作業が一瞬で完了します。マウスで一つずつ編集するより圧倒的に速いです。
まとめ|ショートカットで「時間」と「思考の余白」を生み出そう
Excelのショートカットは、単なる時短術ではなく、あなたの仕事人生を変える可能性を秘めています。
Excel作業は道具の使い方でスピードが激変します。「いつも通りにやる」から「もっと効率的にできないか考える」へと思考のスイッチが入ると、仕事全体の質も向上していきます。
ショートカットを活用して得られるメリット
- ⏱ 作業時間を平均40%短縮
- 🧠 集中力の維持(マウスとキーボードの行き来による中断が減る)
- 💪 パソコン作業による身体的疲労の軽減
- 👍 周囲からの信頼度アップ(「あの人、Excel得意だよね」)
今日から始めること
- この記事から気になったショートカット3つだけを選んで、明日から使ってみる
- 下記の早見表を印刷して、デスクに貼っておく
- 「ショートカットで時短→生まれた時間で創造的な仕事」というサイクルを作る
私自身、ショートカットを覚え始めてから「もっと効率的な方法はないか」と考える癖がついて、仕事全体の進め方が変わりました。
Excel時短早見表🔖
特に覚えておくと便利な、「今日から使える厳選Excel時短ショートカット」をまとめました。 こちらをプリントアウトして、デスクに貼っておくと便利ですよ!
【今日から使えるExcel時短3選】
- F4:直前の操作を繰り返す
- Ctrl + 矢印キー:データの端まで移動
- Ctrl + 1:セルの書式設定
【1週間で覚えたいExcel時短5選】
- Ctrl + PageUp/Down:シート間の移動
- Alt + =:SUM関数の自動入力
- Ctrl + ;:今日の日付
- F2:セル編集モード
- Ctrl + D:上のセルをコピー
みなさんも、ぜひショートカットを活用して、Excel作業を爆速にしてくださいね!
もし「これ使ってみた!」というショートカットがあれば、コメントで教えてくださいね。他にもおすすめがあれば、ぜひシェアしていきましょう!
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