皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?多くの方が連休中に旅行や観光地に足を運んだことでしょう。ただ、それは同時に渋滞や人混みとの戦いでもあったのではないでしょうか。
連休を避けた伊香保温泉の旅
私は今年、少し違った選択をしてみました。祝日や連休をあえて外して、GW明けの平日に休暇を取り、群馬県の伊香保温泉へ旅行することにしたのです。自宅から車でわずか1時間半という近さも、この旅行先を選んだ理由の一つです。
4歳の子どもがいる我が家では、車での移動はマストです。公共交通機関では荷物の多さや子どもの機嫌に左右されがちですが、車なら自分たちのペースで移動できますからね。そのため、渋滞事情は常に気にかけているポイントでした。
結果は大正解!連休を避けたおかげで、道路は驚くほど空いており、渋滞にもはまることなく、快適なドライブを楽しむことができました。普段のゴールデンウィークなら長時間の渋滞が予想されるルートも、スムーズに走行できたのは本当に気持ちよかったです。子どもも車内でぐずることなく、予定通りの時間に到着できたのは親としてもホッとしました。
伊香保温泉の魅力
伊香保温泉は、群馬県の名湯として知られています。特徴的な「黄金の湯」と「白銀の湯」の2種類の源泉があり、それぞれ違った効能が楽しめるのが特徴です。石段街の風情ある景観も、観光客に人気のスポットです。
通常のゴールデンウィークであれば、この石段街も観光客で溢れかえっているはずですが、私が訪れた平日は適度な人出で、ゆったりと散策を楽しむことができました。
朝晩二度楽しむ温泉の贅沢
今回は「伊香保温泉 ホテル天坊」に宿泊したのですが、温泉は夜だけでなく朝も楽しみました。実は私、温泉旅行では必ず早起きして朝風呂も楽しむようにしているんです。夜の温泉も素晴らしいですが、朝の温泉には朝ならではの静けさと爽快感があります。人も少なめで、より一層リラックスできる時間でした。
面白かったのは、息子も起きるなり「温泉入りたい!」と言い出したこと。結局、私は朝に二回も温泉に入ることになりました(笑)。一度は早朝に一人でゆっくり、そして二度目は息子と一緒に。でも両方とも本当に気持ち良かったです!子どもながらに温泉の良さがわかっているようで、親としても嬉しい瞬間でした。
オフシーズンの旅行では、こうした温泉施設も比較的空いていて、時間を気にせずゆったりと入れるのも大きなメリットです。混雑時期だと、特に人気の宿は温泉も込み合いがちですからね。
子どもも大満足!宿のバイキング料理
宿の食事は朝夕ともにバイキング形式で、これがまた大正解でした。炊き込みご飯やすき焼きなど、和食を中心に種類も豊富で大満足の内容です。大人の私たちはもちろん、食べ盛りの子どもにとってもバイキングは最高のごちそうです。
息子は「あれも食べたい、これも食べたい」と目をキラキラさせながら、少しずつ色々な料理を試していました。特に印象的だったのは、デザートコーナーでのわたあめ作り体験。自分で綿菓子を作れるというイベントに大興奮で、かなり大きなわたあめを作っていました。親としては「そんなに食べられるの?」と思いましたが、子どもの嬉しそうな顔を見るとつい許してしまいますね。
バイキング形式は子連れ旅行にはとても便利です。好きなものを好きなだけ選べるので、子どもの好み合わせやすいですし、「食べたい!」というタイミングですぐに食事を始められるのも助かります。
子どもが大喜び!動物とのふれあいスポット
伊香保温泉周辺には子ども連れにぴったりの観光スポットがいくつもあります。今回私たちが訪れたのは「世界の名犬牧場」。小型犬から大型犬までさまざまな犬種とふれあうことができる施設です。
4歳の息子は初めて見る犬種にも興味津々。慣れない動物に最初は少し緊張していましたが、人懐っこい犬たちに囲まれると次第に笑顔になっていきました。施設では犬との散歩体験もできるのですが、これがまた楽しかったです。ただ、ワンちゃんたちは既に多くの来場者と触れ合った後だったのか、少々お疲れ気味で散歩をあまり喜んでいない様子だったのは笑い話です(笑)。
実は伊香保温泉は今回で2度目の訪問になります。前回は「伊香保グリーン牧場」にも行きましたが、こちらも動物とのふれあいができる素晴らしいスポットです。羊やヤギ、ウサギなど様々な動物たちと触れ合えるので、動物好きな方には特におすすめです。
子どもにとって動物とのふれあいは貴重な経験。お天気も良く、屋外で思い切り楽しめたのは大きな収穫でした。伊香保温泉に来たら、温泉だけでなく周辺施設も組み合わせるとより充実した旅になりますよ。特に子連れなら、これらの動物とふれあえるスポットは必見です!
オフシーズン旅行のメリット
今回の経験から、改めて「みんなが行く時期を避ける」という選択肢の素晴らしさを実感しました。特に小さな子どもがいる家族にとっては、これらのメリットは大きいと感じます。
- 渋滞や混雑を避けられる → 子どもが車内で退屈せずに済む
- 宿泊施設が比較的予約しやすい → 希望の部屋を選べる可能性が高い
- 観光スポットをゆっくり楽しめる → 子どもペースで見て回れる
- 混雑による待ち時間が少ない → 子どもの「待てない」ストレスを軽減
- 全体的にリラックスした旅行が楽しめる → 親も子もゆったり過ごせる
子連れ旅行では予期せぬハプニングも多いですが、混雑が少ないことで対応の余裕が生まれるのも大きなポイントです。
帰り道も楽しく:道の駅 ららん藤岡
旅行の締めくくりとして、帰り道に「道の駅 ららん藤岡」に立ち寄りました。単なる休憩所ではなく、ここはお土産選びや子連れでの時間潰しにも最適なスポットです。
この道の駅の魅力は何と言っても施設の充実ぶり。食事できる場所が多く、地元の新鮮な野菜や特産品も豊富に揃っています。お土産を吟味しながら、「これ美味しそう」「あれ面白そう」と家族で選ぶ時間も旅の楽しみの一つです。
特に子連れにうれしいのが、小さな遊園地が併設されていること。長時間のドライブで少し疲れ気味の子どもも、ここで遊ぶことでリフレッシュできます。息子が特に喜んだのは噴水スポット。水遊びが大好きな子どもにとっては、思わぬ場所での噴水は大興奮の的でした。
【子連れ旅行の実用アドバイス】 ららん藤岡の噴水エリアで遊ばせたい場合は、必ずサンダルを持参しましょう!裸足での利用は禁止されているので、急に噴水で遊びたくなった子どもに対応できるよう、車に予備のサンダルを入れておくと安心です。夏場の旅行の際は特に役立ちますよ。
連休中だとこういった道の駅も大混雑しますが、オフシーズンの平日ということもあり、比較的ゆったりと過ごすことができました。これも連休をずらした効果の一つですね。
次回の計画:オフシーズンの楽しみ方
この経験を活かして、次の大型連休も同じような戦略で旅行を計画してみようと思います。自宅から1〜2時間で行ける範囲には、まだまだ探索したい場所がたくさんあります。子どもが喜ぶ動物園や牧場、屋内遊園地などを織り交ぜながら、無理のない行程を組むことが私たち家族の旅行スタイルです。「世界の名犬牧場」での経験から、子どもの動物好きな一面も発見できたので、次回は違う種類の動物とのふれあいができる場所も検討しています。
また、帰り道の立ち寄りスポットとして「道の駅」のような子連れに優しい施設を組み込むのも良いアイデアだと実感しました。ちょっとした遊び場や噴水があるだけで、子どもの旅の思い出はより豊かになりますね。
みなさんも、もし可能であれば、連休のど真ん中ではなく、少しずらした日程で休暇を取ってみることをおすすめします。特に小さなお子さんがいるご家族には、この「オフシーズン戦略」は本当におすすめですよ。混雑を避けることで、子どもたちものびのびと体験を楽しめます。
思い出に残る素敵な旅行ができること間違いなしです!